ご挨拶
当社は紀ノ川流域で採れる「平たねなし柿」のみを丸ごと使用して造った果実酢「ミヨノハナの柿酢」を製造・販売しています。
当社の持っております昔からの醸造技術と最新の醸造技術(菌の選定から熟成まで)を駆使し、自信を持って醸造のプロとして製造したものが「ミヨノハナの柿酢」となります。柿100%ということは、水すら足さず柿のみで醸造しております。
これからも地元に根付いて、全国へ私どもが考える「おいしい酢」を発信してまいります。
代表取締役社長
7代目久次郎 田村 章弘
歴史
江戸文化五年(1808年)
高野山のお膝元の紀ノ川ほとりの現住所において初代 田村久兵衛により、壺を発酵槽として使用した食酢製造業(米酢、穀物酢など)を創業いたしました。久兵衛引退後は、久次郎が事業を引き継ぎ、以降“久次郎”を代々襲名してまいりました。
創業以来、造酢業一筋で邁進し、一子相伝の製造技術に改良を加えながら格段の進歩を遂げ、明治28年の第四回内國勧業博覧會、明治45年には第四回日本産業博覧會において表彰されるほどの高品質な食酢を当時から製造しておりました。
第四回内國勧業博覧會襃狀
第四回日本産業博覧會襃賞狀
6代目久次郎の昌弘は、戦中・戦後の混乱期において原料米の不足もあり、代替原料として当時から生産量の多かった柿を原料とした柿酢の開発に成功しました。しかし、米酢に比べ、コスト高という難点があり、原料米が豊富になるに従って中断しました。
現社長で7代目久次郎の章弘が20代の頃に、県の農協から規格外の柿の活用法を開発してほしいと依頼を受けました。柿酢の研究が再始動し、再開発・商品化しました。
近年、ミヨノハナの柿酢が「食の3重丸」の認定商品となりました。現在の品質に満足することなく、日夜、より良い商品づくりを心掛け、今なお進化させているのが「ミヨノハナの柿酢」です。
今後も地域密着型企業として地場産品を活用した安心、安全の商品造りを目指してまいります。
※現在においても約2石(360L)の壺と壺型の看板が現存しております。
酢屋の証となる壺型看板
ミヨノハナとは
“御代乃花”は、創業当初よりブランド名として使用しており、現在も地元の人々から親しまれています。
しかし、時代の流れとともに、読みやすく、認知しやすいようにしなければならないと、6代目久次郎の昌弘が現在の“ミヨノハナ”のカタカナ表記に一部変更しました。創業当初より使用しておりますブランド名を代々大切にしてきました。
今後もこのブランド名に恥じない酢造りを心掛けていき、皆様により良い商品を提供できるよう精進してまいります。
会社概要
会社名 | 田村造酢株式会社 |
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代表者 | 代表取締役 田村 章弘 |
所在地 | 〒649-7113 和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺285 |
TEL | 0736-22-0058 |
FAX | 0736-22-7616 |
創業 | 江戸文化5年(1808年) |
会社設立 | 昭和30年3月22日 |
資本金 | 10,000,000円 |
営業業種 | 食酢製造業 |
従業員 | 6名 |
取引銀行 | 紀陽銀行 妙寺支店 南都銀行 高野口支店 |
アクセスマップ
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ご不明な点等ありましたら下記よりお問い合せ下さい。
TEL:0736-22-0058
FAX:0736-22-7616
営業時間/8:00~17:00(土日、祝日を除く)
御代乃花として、
永年親しまれています。
当社の持っております昔からの醸造技術と最新の醸造技術(菌の選定から熟成まで)を駆使し、自信を持って醸造のプロとして製造したものが『ミヨノハナの柿酢』となります。
柿100%ということは、水も足さず柿の水分だけで醸造しております。発酵は静置発酵法のため、手間がかかりますが、より口当たりや深みが増します。
そして2年以上の熟成期間を経て出荷されています。熟成期間を設けることにより、よりまろやかになります。
柿:平核無柿(ひらたねなしがき)